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葬儀保険「千の風」のコラムのページをご覧いただきありがとうございます。
入院中の親族や親しい方が危篤状態だと言われても突然のことで戸惑ってしまうかもしれません。
病院から危篤の連絡を受けた場合、または親しい方やほかの家族に危篤の連絡をする場合はどのように対応したらよいのかを説明します。
目次
危篤とは血圧や心拍数の低下や意識障害、呼吸微弱などから、命の危機が迫っている状態をいいます。それ以上治療をしても回復する見込みが少ないと判断されると、医師から親族に告知されるのです。
ただ危篤状態になったからといってすぐに亡くなるわけではありません。告知後すぐに亡くなることもあれば、一時的に持ち直すこともあります。
重篤とは、重症呼吸不全や重症急性心不全、重篤な肝不全、急性腎不全な重い病気や状態に陥っている状態をいいます。ただ危篤とは違い、今後の治療により状態が改善する余地があり命の危機が迫っている状態ではありません。
危篤と判断された場合は、死が近い状態となります。危篤と判断されても数日程度小康状態が続くこともありますが、治療により病気が改善したわけではありません。
そのため危篤状態から小康状態、また危篤のループを繰り返すこともあります。危篤状態から回復する可能性は低いと考えたほうがよいでしょう。
危篤の連絡を受けたら、まずは落ち着きましょう。そうはいっても動揺を隠せない、不安な心境の方が大半です。
すぐに行動しなければ、と思うと焦ってトラブルを引き起こすこともあります。まずは深呼吸をして、なにを最優先してすべきか冷静に考えることを意識しましょう。
危篤の報を受けたら病院に向かいます。そのまま何も持たずに病院に向かうのではなく、必要なものを持って向かうようにしましょう。
持ち物は、スマートフォンや充電器、お財布、親族への連絡先リストなどです。また、危篤から小康状態に移行する可能性もあるため、泊まり込みの準備もしておくとよいでしょう。
着替えのための衣類はもちろん、洗面用具や普段飲んでいる薬なども用意します。もし近所に親族がいれば衣類などを持ってきてもらう、交代で泊まり込むなどの対応を話し合うとよいでしょう。
自宅で呼吸が一時的に止まる、声をかけても反応しないなど危篤状態になった場合、すぐに主治医へ連絡して指示を仰ぎます。自宅の場合は医療関係者がいないため、事前に「このような状態になったら連絡してください」と打ち合わせをしておきましょう。
また危篤状態になった場合の対応について、事前に主治医と相談しておくと安心できます。主治医とすぐに連絡がとれないこともあるからです。
危篤の一報を受けたら、親族の他に知人やお世話になった方へ連絡します。あらかじめ連絡しなければならない方をリスト化し、優先順位をつけて落ち着いて連絡しましょう。
その際には「病院の名前や住所、病室番号、今から病院にくることは可能か、自分の連絡先」を伝えます。危篤の一報を受けた親族も動揺しますので、必要な情報を落ち着いて確実に知らせることが重要です。
万が一に備えて心の準備をし、臨終に立ち会えるようにしておくとよいでしょう。
本人は危篤状態でも親族の声は聞こえている可能性があるため、最後まで「いつも一緒にいてくれてありがとう」や「去年の温泉旅行は楽しかった。また行こうね」など、感謝や別れを惜しむ言葉をかけてあげましょう。
危篤者からみて3親等までの、親戚や親交の深かった方に連絡します。配偶者は0親等となるため、まずは配偶者に連絡します。
3親等の範囲ですが、1親等の父母、子、配偶者の父母、2親等の祖父母、兄弟姉妹、孫、配偶者の兄弟姉妹、最後の3親等は叔父・叔母、伯父、伯母、甥や姪、ひ孫になります。
3親等以外の親族に従兄弟や従姉妹がいますが、本人と親しかった場合は連絡しましょう。後日「なぜ連絡してくれなかったのか?」とならないように、3親等に入る方であれば、あまり交流がなくても連絡しておくのがよいでしょう。
基本的な連絡方法は電話ですが、電話で連絡がつかない場合はメールを併用します。最近はスマートフォンのSNSを利用して連絡することもありますが、LINEのグループで危篤の連絡をするのは失礼と捉える方もいるかもしれないため、個々へ連絡するのが安心です。
連絡する友人が多い場合には、他の方への連絡をお願いするなど協力を仰ぐと負担が減ります。
危篤の連絡はタイミングにこだわる必要はありません。緊急を要するため早急に連絡しましょう。
ただし、真夜中や早朝など相手に迷惑がかかる可能性がある時間帯は「夜遅くに申し訳ありません」「早朝に失礼します」など、最初に言葉を添えると配慮が伝わります。
危篤の連絡をおこなう際、相手に負担をかけないように必要な情報をわかりやすく伝えましょう。連絡者の名前や危篤者の名前、連絡者との関係、入院している病院の名前、住所、病室番号、危篤者の状況、連絡者の電話番号の情報は必須で伝えましょう。
夜分遅くに失礼します。電話がつながりませんでしたので、メールをお送りいたします。先ほど病院から、父・〇〇の容体が急変し危篤状態であると連絡がありました。もし都合がつけばぜひ一目会っていただけませんか?病院名は〇〇、住所〇〇、病棟は〇〇、病室番号は〇〇番です。なにかあればまた連絡いたします。よろしくお願いいたします。
葬儀の準備などで休む可能性がある場合は、あらかじめ職場に連絡しておくとよいでしょう。休暇申請や仕事の引継ぎなどを事前に上司に伝えておくと安心です。
危篤状態から葬儀となるとかなり忙しくなるため、職場や上司への連絡がおろそかになることもあります。電話で連絡できないときはメールで伝えるなどするとよいでしょう。
いつ容体が悪化するかわからない危篤状況では、簡単に院外に出かけることができません。現金が必要となる場面で毎回お金を引き出しに行くことも難しいため、ある程度まとまった現金を用意しておくとよいでしょう。
また、危篤者が亡くなると口座が凍結されてしまいます。できるだけ早めに危篤者の口座からお金を引き出しておきましょう。
危篤者を看取るために泊まり込む可能性もあるため、泊まり込みの準備をしておきましょう。親族への連絡をとるためにスマートフォンは不可欠です。
スマートフォン充電のために充電器も忘れないでください。着替えや現金、洗面用具、いつも飲んでいる薬なども必要です。
危篤を告知されて亡くなった場合、お通夜や告別式をおこないます。お通夜や告別式を葬儀社にお願いすると決めている場合は、早めに業者を選定しておきましょう。
危篤者が葬儀の互助会に加入している場合、特定の葬儀社に依頼しないと割引が受けられないこともあります。危篤者と事前に話をして、葬儀社を決めておくと安心です。
もし危篤者が亡くなった場合は、医師に死亡診断書(死体検案書)を発行してもらい、役所に提出します。この死亡診断書は一度役所に提出すると戻ってきません。
生命保険金の請求やエンバーミングの申し込みに必要な場合は、必ず事前にコピーをとっておきましょう。死亡届が受理されると火葬(埋葬)許可証が発行されます。火葬のための必須書類なので、なくさないように大事に保管してください。
死亡確認後、病院に長時間遺体を置いておくことはできません。そのため葬儀社に連絡し、遺体の搬送だけでも早めに依頼してください。葬儀の準備については以下の記事も参考にしてみてください。
参考:「家族や親が亡くなったら何をすべき?亡くなった当日から相続手続きの期限についても解説」
参考:「お葬式の時間はどれくらいかかる?全体の流れやマナー・注意点についてもご紹介!」
参考:「お葬式の日程の決め方とは?事前に知っておくべきことや確認事項を解説」
親族が亡くなり病院を出る場合、退院手続きが必要になります。医療費の支払いは、基本的に退院時におこないます。
また病室に貴重品や衣類などの私物残さないように、入念にチェックしてください。お世話になった病院スタッフへのお礼の言葉も忘れずに伝えましょう。
親族や友人、知人への死亡連絡はもちろん、僧侶や神主、牧師など葬式でお世話になる可能性がある宗教関係者に連絡もしておきます。僧侶の場合、法事などの予定が入っている場合もあるため、できるだけ早く連絡するのがポイントです。
ほかにもお世話になった近所の方々や町内会の会長などがいれば、できるだけ連絡しましょう。
個人差があるため日にちは明言できません。危篤状態から数時間後に亡くなることもあれば、危篤状態から小康状態に移行することもあります。
ただし、根本的な治療ができない状態なので、危篤から小康状態になっても回復する可能性は極めて低いままです。小康状態になったからといって喜べる状況ではありません。
忌引き休暇とは、親族が亡くなったときに従業員が取得できる休暇をさします。この忌引き休暇は各会社が独自で定めたもので、福利厚生の一環です。
忌引き休暇は親族の通夜や葬式のために取得できる休暇ですので、危篤状態では忌引き休暇は取得できないことが一般的です。有給休暇や欠勤などで申告することが多いです。
危篤とは病気の回復が困難で、命の危機が迫った状態です。いつ本人が亡くなってもおかしくない状況といえます。
危篤の知らせを受けると混乱してしまいますが、まずは落ち着くことが大切です。まずは泊まり込みの準備をおこない病院へ駆けつけ、親族や仕事関係者への連絡をするなど優先順位をつけて行動しましょう。