コラムColumn

ベル少短かわら版

ベル少短 かわら版 VOL.2

2020.04.21

各地の風習

《陸尺》(ろくしゃく)[漢数字で、昔はと書いた]

 土葬(野辺送り)で、特に重要な役割を果たすのが“棺かつぎ”と“墓穴”を掘る人です。死者をだした家の葬式支度のひとつである墓穴を掘る人のことを茨城県の一地方では、“陸尺(ろくしゃく)さん”と呼んでいます。
また、六道(導)の人という呼称もあり墓穴を掘るの人は、役目を終えると葬家の湯に入り、特別豪華な接待を受けます。
火葬が主流の現在では、近親者によって棺は運ばれますし、支度は葬儀社がいたしますが、世話人として形式上「陸尺さん」を立てています。

※国語辞典で 「六尺」をひきますと次ぎのようにでていますので、その意味も理解できます。

①1尺の6倍、約1m80cm

②身分の高い人の かごをかついだ人。かごかき。

③{江戸幕府で}水くみ・走り使いに従事した下男。

④「六尺ふんどし・六尺棒」の略

②③は、《陸尺》とも書く。
☆ろくしゃく、という呼称は六尺くらいの深さの穴を掘ったことに由来する。

慣用句の思い違い

《流れに棹さす》  (読み:ながれにさおさす)

“時流に乗って物事が順調に進むこと”が本来の意味ですが、「傾向に逆らう行為」と逆の意味で理解している人が63%以上いたそうです。(国語に関する世論調査=文化庁発表)
あなたはどちらだったですか?

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