《数珠の起源》
2024.01.24
公開日:
最終更新日:
七夕(しちせき)というのは、旧暦の七月七日の夕方のことを指します。
「たなばた」と読ませるのは、古代中国の「織女(しょくじょ)伝説」によるものです。
「たなばた」というのは、もとは布を織る機(はた)のことで、その機に棚がついていたので「棚機」(たなばた)と呼んだといわれています。
七夕祭りの起こりは、織女星と牽牛星の年に一度の逢瀬の日を祝い、特に織女星が非常に上手な織り手でした。
そこで機織(はたおり)だけでなく、どんな技術もうまくなる、字も上手になると七月七日の早朝に朝露で墨をすり、短冊に詩や短歌を書いて竹の枝につるし、庭先に飾ってはこの星にお供えしたのが始まりです。
今年の七夕は“技術向上を目指した”短冊に祈りをこめるのもいいかもしれませんね。